翻刻!料理本の世界

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年中番菜録 - 翻刻

年中番菜録 - ページ 32

ページ: 32

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天/満(ま)しいたけ      こんにやく豆のるいとにし      める御客用にはならぬ      ものなれども時によりて      またをかしき事もあらんか とろゝ汁 いつもするものなれども      御客用には冬より春      さきにしかるべきかすい口      青のり定りなり茶方      にはこせうの粉もあり    生魚之部 蛤(はまぐり)   むき身(み)は京大阪になし    汁 すましの吸口はこせう木の      芽(め)よしみそ汁は木のめ      又ふきのとふもよし      そのうち味噌汁(みそしる)ははま      ぐりおゝくいらぬものなり      求(もとむ)るとき心得(こゝろえ)あるべし    平 汁とおなじやうなりはま      くりは何にしても手かず      いらすしてよきものなり      あまりあらはたくはへ