翻刻!料理本の世界

コレクション: コレクション 1

年中番菜録 - 翻刻

年中番菜録 - ページ 40

ページ: 40

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昼網(ひるあみ)の類(るい) ひる網は定(さたま)るものなし      その日の多きものを見      はからひつかふべし      たとへば太刀(たち)魚の細(ほそ)きを      幾(いく)すじもいりつけたるは      見くるしくふときを二すじ      はかりやきたるはつかふ      べしかやうのるいよく〳〵      こゝろへあるべきなり   塩物(しほもの)之部(ふ)      塩ものいろ〳〵あれとも大てい      平生(へいぜい)ありふれたる品ばかりを      いだす余(よ)はそのとき〳〵      見はからひあるべし 鯛(たい)    汁 昆布(こんぶ)とすまし汁こせう      吸口よし    平 大こんとせんば煮(に)よし      その外/菜(な)なすびのるいと      取合せてもよしいづれも      御客に出してよし 鰤(ぶり)    平 骨(ほね)正月のやうにたくよし      大根又白まめなとなり      客用向に付てもよし    向 酒煮(さかに)又やくもよし又/作(つく)り      て生が酢(ず)かけてもよし