翻刻!料理本の世界

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年中番菜録 - 翻刻

年中番菜録 - ページ 44

ページ: 44

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     席(せき)八寸にはちりめんざこ      つかひ来りあれば見斗ひ      つかふべしばんざいにはかつ      をのかはりにつかふものなり      しかし上品の口には合かたし      すこしあらきはごまめ      の通(とふ)り煮(に)しめてよし こまめ    向 なますの子にするは古風      にて上品なりなりきんひら      向づけにしてもよし      唐(とう)がらしのこかけるも      あり酒の肴にもよし ぼう鱈(たら) 大根白まめなと取合す      定りなり味噌(みそ)汁に入る      ことあり大根とみそかけ      にするもあり秋冬春の      うちは御客に出してもよし 干(ひ)たら  江戸五月/節句(せつく)用(よう)かさごと      いふものと同物ならんか焼て      花かつをかくる又は鱈(たら)      もどきもよしすけとふ      といふもの鱈にあらず初夏(しよか)      の間にあり冬春多くは      なきものなり かづのこ 冬春のうちは御客に      出してもよし