キリシタン関連史料を翻刻

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ドチリナ・キリシタン - 翻刻

ドチリナ・キリシタン - ページ 16

ページ: 16

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【右丁】   と云は身の深きのそみとたのもしきと   あいするとにくむとよろこひとかなしみ   とをそれといかりなとの事也 弟 きりしたんの唱る事は何事そや 師 貴きせすゝの御名也 弟 其故いかん 師 せすゝとは御扶手てと申心也それによて我   らかなんき大事のしせつ御さいとりやく   有へき為にせすゝの貴き御名を唱へ奉   る也かるかゆへにせすゝのたふとき御名   を唱へ聞奉る時深くうやまひ奉るへし   【左丁】    ○第三☩はあてるなうす        てるの事【注①】 師 らうまのさんたゑけれしやより教へ給ふ   おらしよ【注②】を教ゆへしつきに又信し   奉るへき条々と又つとむへき行儀をも   あらはすべき也是即はあてるなうすてる   あへまりあ【注③】さるへれしな【注④】けれと【注⑤】十ケ   条のまためんとす【注⑥】とさんたえけれし   やのまんためんとすにこもる也此等皆   ゆるかせなくして一へんに信しつとめ   奉るへき也 弟 善悪のしやへつをわきまゆるほとのとし 【注① ぱあてるなうすてる Pater Noster 天にまします我らの父で始まる祈り 主祷文】 【注② オラショ 祈り】 【注③ アベマリア】 【注④ サルベレジナ 祈りの名 12世紀にできた】 【注⑤ ケレド 使徒信教】 【注⑥ マダメントス 掟 戒律】