翻刻
【右丁】
そや
師 てうすはいつくにも御座ますといへとも
えらひ出し給ふ善人達にそんたいをちき
に見せ給はん為に天上をさため給ふに
よてなり
弟 我等かねかひをは何たることはを以ててうすへ
申上へきそ
師 あひつゝくのこりのことはを以て也
弟 あひのこることはを以ては何事を頼奉るそ
師 七ケ条の儀也
弟 其は何〳〵そ
師 第一は御名を貴まれたまへと云儀也此心は
【左丁】
てうすの御名とくらうりあ世界にひろまり
給ひ一さい人間の御主てうすと其御子
御主せすきりしとを見知奉りうや
まひ貴ひ奉る様にと云心なり
弟 第二ケ条目には何事をこひ奉るそ
師 御国来り給へと云事也此心は悪事と
さいくわをのかれたゝてうすと御身の
御子なるせすきりしと現世にをひては
からさ後生にをひてはくらうりあを以て
我等を進退したまへと云儀也
弟 第三のこひ奉る事とは何そや
師 天にをひて御おんたあてのまゝなるこ