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【右丁】
さるゝ事有ましきや
師 中〳〵其分なり御あるしせすきりしと
宣ふはわかほろしもに対してのいこん
をすてすんは天に御座ますわか御をや
其人の科をゆるし給ふ事有へからすと
弟 然らは人よりかけらるゝちしよくをゆるさ
さる者は此貴き御ことはを申時われ
にかけらるゝちしよくをゆるさぬことく
われらか科をもゆるし給ふへからすと
申心なるによて此おらしよを申事叶
ましきや
師 其儀にあらすわか☩ほろしものちしよく
【左丁】
をゆるさぬほとのけんとんなる人なりと云
とも此おらしよを申事専要也其ゆへは
此おらしよを以て人に対してのいこんを
すつる為の御かうりよくなるからさをこ
ひ奉るによて也其上☩さんたゑけれしや
の御子と申奉る善人達人よりかけたる
ちしよくをゆるし給ふことくわれらか科
をゆるしたまへと申心なれは右のおら
しよを申上る事もわか身のあたとな
るにはあらす
弟 第六ケ条には何事をこひ奉るそ
師 てんたさんにさしはなしたまはされと