翻刻
【右丁】
事有や
師 いつれのへあとにも信心有へき事専也
中にもしゆこのあんしよと我か名に付
たるへあとに信心を持へき事肝要也
弟 しんかう仕るへあとに対しあたるおらし
よを申へきや
師 さんたゑけれしやより教へ給ふおらしよ
あり又はあてるのうすてるあへまりやを
も申也
弟 以前ははあてるのうすてるのおらしよをは
てうすへ申上奉るとはしめし給はすや
師 其分也さりなからへあとに対してはあてる
【左丁】
なうすてるのおらしよを申事もよき也是即
其へあとの御功力によててうす御あはれみ
をたれ給へと頼み奉る物か或は此おらしよ
を我等か為にてうすへさゝけ給へとへあとに
申上る事も有也
弟 されはへあとに対して信心をなし其御
かうりよくを頼み奉る事はいつの時分に
然るへきや
師 それはふたんの事なるへしされ貴【共ヵ】別て
さんたゑけれしやより其へあとのいは
ひをおこなひ給ふ時也
弟 さんたゑけれしやよりへあと日をい□ひ