キリシタン関連史料を翻刻

コレクション: コレクション1

ドチリナ・キリシタン - 翻刻

ドチリナ・キリシタン - ページ 29

ページ: 29

翻刻

【右丁】   給ふ事は何の故そや 師 あまたのしさいありといへとも中にも五の   儀あり一にはへあとをもて此世界にあらはし   給ふ御きとくを見奉りててうすを貴ひ   うやまひ奉る為也二にはさんたゑけれしやよ   り下界にをひていはひ給ふへあとへの御うや   まひを見て天にをひて其くらふりあの大な   る事を分別致す為也○三にはへあとの御さ   けう御善徳をしりて我等と同き人にて御   座ませは御かうせきをまなひ奉るへき為也○   五には御存生の時御母にてましますさんたゑ   けれしやに対て死る事をもかへり見給は 【左丁】   すかう〳〵をつくし給ふ御子なるによて死し   給ふあとをもあかめ給はん為也    ○第六けれとならひにひいて       すのあるちいこの事 弟 右にははやよく物を頼み奉る様を教へ給へは   今は又たしかにしんし奉る道をしめし   給へ 師 けれととそれにこもるひいてすのあるちい   こを知る事也今是を教ゆへしけれととは   ☩真に信し奉る万事叶ひ天地を作給ふ