翻刻
【右丁】
てうす也此あるちいこには三の内第一のへる
さうなにて御座ますてうすはあてれの
御事をさたし奉る也
弟 てうす三のへるさうなにて御座ましなから
御一体なりといへることはりは分別し
かたし
師 其はちりんたあてのみすてりよとて我等か
ひいてすのたいもくの内にてはごくいさい
しやうのたかきことはり也其故はてうすは
むりやうくはうたいに御座まし我等かち
ゑはわつかにかきりある事なれは分別には
をよはすたとひ分別にをよはすと云とも
【左丁】
てうすにて御座ます御主せすきりしとち
きにしめし給ふ上は真に信し奉らすして叶
はさる儀也
弟 此儀をよく分別するためにたとへはなきや
師 たとへ有我等かあにまはたゝ一体にてありなから
☩めもうりあゑんてんしめんとおんたあて
三つのほてんしや有ことくてうす御一体に
て御座ましなからはあてれひいりよすひ
りつさんと三のへるさうなにて御座ます也
弟 あひのこることは天地の御作なされてに
て御座ますとは何たる事そ
師 其ことはの心はてうす万事叶ひ給ふによ