キリシタン関連史料を翻刻

コレクション: コレクション1

ドチリナ・キリシタン - 翻刻

ドチリナ・キリシタン - ページ 35

ページ: 35

翻刻

【右丁】   あらす其ことくてうす御分別の内に持   給ふ御作の物のいてあに応して作り給ふ   と云へとも御作の物は其いてあにはあらすたゝ   万事叶ひ給ふ御わんりきを以てなき所   より作り給ふ也 弟 それはなき所より作り給ふといふへきには   あらすかへつて御身のそんたいより作給ふ   とこそ見えたれ御分別の内に持給ふさ   しつより作り給へは也 師 右のことはりを分別有にをひては今の   ふしんはあきらかにひらくへし其故は   右のたとへに申せしことくたいくはいゑの 【左丁】   さしつに応していゑを作ると云へとも外に   出来るいゑはだいくの体にはあらす又其た   いくもさいもくなくしてあれとおもふ計を   もていゑを作る事かなふにをひては真に   其いゑはなき所より作たると云へし   其ことくてうすは作の物を御身のさし   つに応して作給ふと云へとも其御作の物は   そんたいにはあらす又てうすをは☩いんひにと   とし奉りて万事叶給ふそんたいにて御   座ませは万物を作りたまはん為に下地たね   道具なともいらすして作り給ふか故になき   所より作り給ふと云也又御作の物はかきり