キリシタン関連史料を翻刻

コレクション: コレクション1

ドチリナ・キリシタン - 翻刻

ドチリナ・キリシタン - ページ 37

ページ: 37

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【右丁】 師 御主せすきりしとてうすにて御座ま   す御所はてうすはあてれと同き御正体   御ちゑ御せひりき一つとしてかはり給ふ   事なき実の御ひとり子にて御座ます   と申心也 弟 てうす何とやうに御子を生し給ふそ   もしいんやうけうくはひの道をもてか 師 てうす御子を生し給ふと聞奉る時は人間   のわさのやうにいやしくおもふへからす   すひりつある御体とてしきさうをはなれ   給ふしやう〳〵の御体にて御座ませは也   てうす御子を生し給ふ事はなつうらの上 【左丁】   なるすひりつあるてうすのくはうたいむへん   のゑんてんしめんとを以て生し給ふ也   此の儀は人間のうすきちゑにはをよふ所に   あらす 弟 たとへをもて此儀をせう〳〵あらはし給ふ事   叶はすや 師 及はすなから一のたとへを云へしかゝみにむ   かふ時は我かかけのそれにうかふかことく   御主てうすはあてれ御身のなつれさ諸   善万徳共に御身のゑんてんしめんとに   むかひ給ふ時かゝみにかけのうつるかことく   に御身と万事共にひとしきすゝたん