キリシタン関連史料を翻刻

コレクション: コレクション1

ドチリナ・キリシタン - 翻刻

ドチリナ・キリシタン - ページ 39

ページ: 39

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【右丁】   死し給ひ御くはんにおさめられ給ふとは   何たる事そ 師 御主せすきりしとてうすにて御座ます   御所はかしやくをうけこらへたまふ事も叶ひ   給はすといへとも人にて御座ます御所はほん   しよひらとかしゆこなる時代に御しゆうの   上より一さい人間の科をゝくり給はん為にく   るすにかけられ死し給ふと申心也 弟 人にて御座ます所は何と様に死し給ふそ 師 ☩ちひにたあての御所は御あにまにも御   色体にもはなれ給はす人となり給ふ御   所のあにまは御色身にはなれ死し給ひ 【左丁】   御くはんにおさめられ給ふと申儀也 弟 てうすひいりよ人になり給ひ人間の科に   対せられくるすに死し給ふ事は何の故そや   此科を赦給ふへき別の道なかりしや 師 様々あるへし然と云へ共此くるすの道はあ   またのたうりによて第一さうおうの道と   えらひとり給ふ也 弟 其たうりの内せう〳〵をしめし給へ 師 まつ我等に対せられての御大切の深くは   なはたしきほとを知らしめ給ふを以て   てうすを御大切に存する事もふかからん   か為也二には科の深き事をわきまへ