キリシタン関連史料を翻刻

コレクション: コレクション1

ドチリナ・キリシタン - 翻刻

ドチリナ・キリシタン - ページ 40

ページ: 40

翻刻

【右丁】   させ給はん為也其故はてうす人となり給ひ   死し給ふを以て赦給ふほとの御いきとをり   なれは也三には此御恩の深き所をあんし   其御れいをなし奉るへき為なり其故は   てうすかほとのくなうをこらへ給はすして   たゝかりそめに赦給ふにをいては人々さほと   御恩をも見知り奉るましきか故也四には   てうすのしゆすちいしやのたゝしくまし   ます事又其科にさうたうのくはたい深か   るへしと知らしめ給はんか為也其故は御   主せすきりしと真のてうすの御子にて   ましませはもうとうほとの御科も御身に    【左丁】   ましまさすしてたゝ我等か科を御身上にうけ   かゝり給ひてしゆ〳〵さま〳〵のかしやくの   しなをつくして御身にうけ給ふによて也   五には天狗は善悪のちゑの木の実をもて   我等かせんそをたはかりすまし又ひとりの   科を以て一さい人間を我かしんたいになし   たることく今御一人くるすの木にかゝり給ふ   をもててんまはりをうしない其上又てうす   ひいりよ☩うまなゝつらを御身にまとひ給ふ   をもて一さいしゆしやうを彼狗兄の手よりむ   はひとり給ひしゆうけたつの身となしたま   はん為には御身かくなり給ふ事もつとも