翻刻
【右丁】
師 てうすはあてれ御しきさうそなはり給はね
は御左右と申事はなけれ共御主せすき
りしと人にて御座ます御所に諸のあん
しよ緒のへあとのくらうりあにまさりたる
くらうりあを与えへ給ふによて右をかうしやう
ともちうるたうりにまかせかくのことく
申奉る也
弟 第七のあるちいこ生死の人をたゝしきはめ
給はん為にあま下り給ふへしと云ことは
何たるしさいそ
師 御主せすきりしと世界のおはりなるじゆい
その日一さいの人間の所作を御きうめいな
【左丁】
されてそれ〳〵に応してふたいの御へん
ほうを与へ給はん為にてうすにて御座ます
御所は云にをよはす人にて御座ます御所も
ならひなき御いくわうをあらはし給ひてあまく
たり給ふへしと申儀也
弟 第八のあるちいこすひりつさんと又さんた
ゑけれしやかとうりかを信し奉るとは
何事そ
師 此あるちいこに二の事をしめし給ふ也一には
すひりつさんとはてうすはあてれひいりよ
にかはり給はさる御正体御ちゑ御せいりき
御善徳共にひとしきかくへつのへるさう