翻刻
【右丁】
故は御主せすきりしとならひにへあと達其
御とりあはせのおらしよと其御功力を我等
にほとこし給ひ又我等かおらしよもとふらひの
功力等をもふるかとうりよのあにまにたむけ
奉る故也
弟 第十のあるちいこ科の御ゆるしとは何
たる事そ
師 はうちいすもへにてんしや其外のさからめん
とすを以てからさを与へ給ひ科をゆるし
給ふによて実の科の御ゆるしと云事は
さんたゑけれしやにのみありと申儀也
弟 第十一のあるちいこにくたいのよみかへるへき
【左丁】
事とは何事そ
師 世界のをはりしゆいその日一さい人間のあに
まいんへるのにおちゐたるもはらひそに御
座ますへあと達ものこらす本の色身によみ
かへり我善によて蒙たるあにまのくらうりあ
を現世にて合力となりたる色身も共にうけ
又ゐんへるのにおちたるあにまのくるしみをも
科の合力となりたる色体も共にこらゆへしと
云儀也
弟 第十二のあるちいこをはりなき一命とは何
たる事そ
師 あまねくよみかへりたるじゆいそせらるの