キリシタン関連史料を翻刻

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ドチリナ・キリシタン - 翻刻

ドチリナ・キリシタン - ページ 53

ページ: 53

翻刻

【右丁】   かくれたる科をあらはすへからす然と云へ共   其人の科をひきかへさすへき心あてにて   つかさたる人につけしらせ申事は叶ふ也人の上   にしやすいせすきよこんを云へからす 弟 第九のまためんとをは何と分別致すへ   きそ 師 他人のつまを恋せす其外れんほにあたる   事をのそむへからすいんらんのまうねんに   くみせす又はそれによてよろこひしうちやく   する事も有へからす 弟 いんらんのねんのおこるたびことに科と   なるや 【左丁】 師 其儀にあらす其ねんをよろこはすそれをす   つる時はかへつて功力となる者也もし又其   ねんにくみせすと云とも心にとゝめよろこふ   時は科となる也 弟 第十のまためんとをは何と心得へきそ 師 他人の財宝をみたりにのそむへからす 弟 今此十ケ条のまためんとは二にきはまると   云へる事をしめし給へその二とはいかなる事そ 師 万事にこえててうすを御大切におもひ奉る   事とわか身をおもふことくほろしもを大切   におもふ事是也 弟 万事にこえててうすをは何とやうに御