キリシタン関連史料を翻刻

コレクション: コレクション1

ドチリナ・キリシタン - 翻刻

ドチリナ・キリシタン - ページ 54

ページ: 54

翻刻

【右丁】   大切におもひ奉るへきや 師 財宝ほまれ父母身命此等の事に対して   てうすの御おきてをそむき奉らすして   たゝ一へんに御大切におもひ奉るにきはま   る也 弟 てうすの御おきてをまもる為のたよりは   何れそや 師 其たよりはおほき也とりはきねやをおき   あかりてよりはてうすの御恩を存し出し   御れいを申上け奉るへし又其日御おきてを   そむかすして御内證にしたかひ身持をお   さむる為に御まもりを頼み奉りおらし 【左丁】   よを申上へし 弟 ねさめにもおこたらす其外つとむる為には   何事をすへきや 師 まつねさまに其日のこゝろとことはと所作   とのきうめいをしおかせるとかの御赦を   こうくはいひを以てこひ奉りおなしくからさ   をもて進退をあらためんとおもひさため   さうたうのおらしよを申あくへき者也 弟 ほろしもをは我か身のことく何と様にお   もふへきや 師 てうすの御おきてに随てわか身の為にのそ   むほとのよき事をほろしもに対して