キリシタン関連史料を翻刻

コレクション: コレクション1

ドチリナ・キリシタン - 翻刻

ドチリナ・キリシタン - ページ 57

ページ: 57

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【右丁】   日本国にてもきりしたんのつかさよりふれ   給ふいはひの日をまもるへし 弟 みいさとは何事そ 師 御主せすきりしとの御色身と御ちと   ともに☩さきりひいしよ【注①】としててうすはあ   てれに生きたる人死したる人の為にさゝ   け奉らるゝさきりひいしよ也是即御主せす   きりしとの御一生かひの御所作と御はし   よむ【注②】をおもひ出させ給はん為にさためをき   給ふ者也それによてきりしたんはみいさを   おかみ奉る時御主の御はしよん【注②】をくはんねん   しつしんておかみ奉るへし此等の儀は左 【左丁】    にゑふかりすちやのさからめんとに付てさた   せん時あらはすへし 弟 一心ふらんにみいさをおかみ奉る為には何事   かたよりとなるへきや 師 其たよりおほき中にみいさの内に物いはす   又心をさんらんさするほとの事をやむる事也 弟 はあてれさんちしもさからめんとを人々に   おかませ給ふ時のおらしよ有や 師 中々あり御主せすきりしとさんたくる   すの上にをひて世界を扶給ふによてくき   やうらいはいし奉る我等か科を赦給へ頼み   奉ると申おらしよ是也  【注① さきりひいしよ sacrificio 犠牲】 【注② はしよん passiom キリストの受難】