翻刻
【右丁】
より御さつけ日せしゆん【注①】をいたすへしと
の儀也
弟 せしゆんをやむるほとのしさいとはいかなる
事そ
師 其しさいはおほき也一にはせしゆんをする
為に力をそゆるほとのあしたのしよくし
なき時はせしゆんをせすともまためんとを
やふるにはあらす二にはしんらうなる所作を
するかやまひにおかさるゝか又は力なき時か
くはひにんのによにんか同くちのみ子をそ
たつるをんなか又ためしを以てせしゆん身の
あたとなるとおほゆる時はせしゆんせすと
【左丁】
てもくるしからす此等のしさ【「い」脱】おほきによて
こんへさうるへたつね申へし
弟 第五のまためんとはいかん
師 所のかたきに随てひすほへなりわひの中
をさゝくへしとの儀也
第十 七のもるたる科の事
弟 てうすの御おきてのまためんととさんた
ゑけれしやのまためんとをははや教へ給ひ
ぬさて又もるたる科はいくつありや
師 科のしなはおほしといへともよろつの科の
【注① せしゆん jejum ゼジュン 大斎 節制のため食事の量を減らすこと】
【16行目の「い脱」はBarb.or.153.pt.Aの142コマを参考にした】