翻刻
【右丁】
によてそれをくひかなしひ以後二度おかす
ましきとおもひさためやかてこんひさんを
申へきやかくこをもて科をくひかなしむ事
是こんちりさんとて科をゆるさるゝ道也
弟 へにあるとかとは何事そ
師 もるたるとかよりもかろきとか也是即てうす
のからさをうしなはすと云へともてうすの御
大切と御奉公にすゝむ心をゆるかせになす
か故にもるたるとかのはしとなる也
弟 此等のとかをへにあると名付□【る】事はいかん
師 へにあると云はゆるしやすきと云心也此とか
をてうすよりたやすくゆるし給ふによてべに
【左丁】
あると云ふ也
弟 此とかの御ゆるしを蒙る道はいかん
師 何たるさからめんとなりともさつかりみいさを
おかみあやまりのおらしよを申ひすほのへん
さんをうけあくはへんたをそゝきこうくはひ
をもてむねをうち信心をもてはあてるな
ふすてるのおらしよを申其外何たる所作に
てもあれこんちりさんのしるしとなる事を
する時はゆるし給ふ也
弟 悪のこんほんとなる右の科をしりそくへき
為のたよりありや
師 あまたのたよりあり此七の科にむかふ七の