翻刻
【右丁】
奉るへきそや
師 せ□【ひヵ】をわきまゆるほとの者ならはまつきりし
たんにならんとのそみすきにし科をくひ
かなしひそれより御主せすきりし【「と」脱ヵ】の御おき
てをたもち奉るへきとのかくこを以て此さ
からめんとをうくる事肝要也
弟 此さからめんとをは何と様に授け給ふそ
師 是を授かる人のかうへかせめて其人の身の
上にみつをかくると共に此もんを唱ゆへしい
かに○へとろはうろとなり共名を付て○それ
かしてうすはあてれひいりよすひりつさんと
の御名を以てなんちをあらひ奉る也あめんと
【左丁】
云へし是を経もんの唱へには◦何の名なり共
付て後☩ゑこ◦て◦はうちいぞ◦いんの□□【うみ】ね
◦はあちりす◦ゑつ◦ひいりい◦ゑつ◦すひりつす
◦さんち◦あめんと云也
弟 もし人あつてこのもんを唱へすしてみつを
かくるか又はことはの半分を云か或は其こ
とはの内一つなり共かきてみつをかくるか
或はもんをは悉く唱へてみつをかくると
いへともみつをかけさる前か後か右のもむ
を唱るにをひてはいかゝあるへきや
師 みつをかくると共に唱へすんははうちす
もをうけたるにてはあるへからす又もん
【2行目□は「Barb.or.153.pt.A」154コマ13行目では「ひ」と書かれている】
【17行目の□□は「Barb.or.153.pt.A」155コマを参考にした】
【17~19行は、洗礼式で唱えるラテン語の日本語読み】