キリシタン関連史料を翻刻

コレクション: コレクション1

ドチリナ・キリシタン - 翻刻

ドチリナ・キリシタン - ページ 70

ページ: 70

翻刻

【右丁】   をも達して唱る事肝要也たゝしそれか   し□【とヵ】云ことはかあめんと云ことはか或は   はうちすもを成也うくる人の名をは云は   す共はうちすもと成也此三をのそきてよ   のことはの内一つなり共かくるにをひては   はうちすもを授りたるにはあらす 弟 はうちすもを授からすしても扶る道別に   有りや 師 後生を扶る為にそうしてなくして叶はさ   る道也是によて叶にをひては達して授る   へき事也さりなから人有てはうちすもを   授りたくのそむと云へ共其ついてを得す 【右丁】   して其まゝ死すると云とも真実に其身の   ゆたんなくんはたとひみつのはうちすもを   は授からすとも扶るへき者也其故ははうち   すもののそみ深かりしによて也然れ共是も   右に云し如くおかせる科のこうくはひもつ   とも肝要也 弟 はうちすもをは誰人の授け給ふそ 師 本々の儀ならははうちすもを授る事は   あてれのやく也さりなからこのさからめんとは   後生を扶る為になくして叶はさる道なれ   は御主せすきりしとよりはあてれのな   き所にてはおとこをんなによらす此さから    【3行目の□は「Barb.or.153.pt.A」156コマ10行目に「と」と書かれている】