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【右丁】
めんとを授くる御ゆるしを与へ給ふによて
誰成共授くる事叶者也是又御主せすきり
しと教へをき給ふことく是をうけ奉るへき
為に右の肝要なる儀をたもつにをひては
の事也はあてれのなき所にても此授けしけ
くいる事なれはきりしたんはいつれも
はうちすもを授くる道をならふへき事専也
弟 第二のさからめんとは何そや
師 こんひるまさんのさからめんと也是を又き
りすまとも云也はうちすもを授りたる
人にひすほより授け給ふさからめむと也此
さからめんとを以ててうすよりあたらしき
【左丁】
からさを与へ給ひはうちすもの時うけたるひ
いてすをつよめ給ひいるへき時にはんみんの
前に其ひいてすをあらはす為に御力をそへ
給ふさからめんと也是即此さからめんとの
徳儀也
弟 第三のさからめんととは何事そ
師 こむにあんともいひゑうかりすちやとも
申すさからめんと也
弟 此さからめんとのしさいをしめし給へ
師 此さからめんとはさいしやうのみすてりよ
なれはことはにのへられぬ事也はあてれ
みいさを行ひ給ふ時御主せすきりしとの