キリシタン関連史料を翻刻

コレクション: コレクション1

ドチリナ・キリシタン - 翻刻

ドチリナ・キリシタン - ページ 72

ページ: 72

翻刻

【右丁】   ちきに教へ給ふ時御ことはをかりすとおす   ちやの上に唱へ給へは其時まてはんたりしは   即時にせすきりしとの真の御色身と成   かはり給ひ又かりすに有所のぶたうの酒は   せすきりしとの真の御ちと成かはり給ふ事   を信する事肝要也然はそれよりはんとぶ   たうの酒の色かあちはひの下に御主せす   きりしとの御正体天に御座ますことく   其所にも御座す也それによてちきにせす   きりしとのそんたいをおかみ奉ることく   此はかりなきさからめんとをうやまひ奉る事   せんよう也 【左丁】 弟 はんとふたうの酒はせすきりしとの御色身   と御ちに成かはり給ふ事何と叶へきや又   其色かを味ひ見奉れはふたうの酒の色   か味ひも前にたかはすして有と存るなり   是大きにふしきなる事也 師 さてこそ此さからめんとはふかしき第一の   みすてりよと申奉る也其しさいを達して   知事叶はすといへ共真のみまもとにて御   座ます御主せすきりしとかくの如く   教へ給ふ上はすこしもうたかはす信する事   専也此等の儀をさんたゑけれしやより教   へ給ひ又御主せすきりしと此さからめん