キリシタン関連史料を翻刻

コレクション: コレクション1

ドチリナ・キリシタン - 翻刻

ドチリナ・キリシタン - ページ 74

ページ: 74

翻刻

【右丁】   主よりをすちやすとかりすの上にかつかく   にもんを唱へよと教へをき給ふ者なり其   御ことはの御せいりきを以てはんの正体は   御主せすきりしとのそんたいになりかは   り給ひふたうの酒の正体も御主の御ちに   なりかはり給ふ者なりさりなから御主せす   きりしと御にうめつよりよみかへり給ひ   て後御色身と御ちとかつかくにましまさ   さるか故にをすちやすにもかりすにもはな   れて御座ます事なき者なりたゝをすち   やに御ちと御色身共に御座ますことく   かりすにも御ちと御色身も共に御座 【左丁】   ます也 弟 此さからめんとは御主せすきりしと御一体に   て御ま座し【「御座まし」の誤ヵ】なから同時にあまたのをすち   やあまたの所にまします事は何と申たる   事そ 師 其ふしんもつとも也さりなから此儀をわき   まへらるへき為に一つのたとへあり何にて   もあれ一の物をあまたのかゝみの前にをく   にをひては何れのかゝみも其すかたうつる     ためし有是さへかくのことくなるときんは   ましてやいはん万事叶ひ給ふ実のてうすに   てまします御主せすきりしとの御身御