キリシタン関連史料を翻刻

コレクション: コレクション1

ドチリナ・キリシタン - 翻刻

ドチリナ・キリシタン - ページ 76

ページ: 76

翻刻

【右丁】   道さへかくのことくなるにをひてはいんひにと   にてまします御主せすきりしとの御色身   なとかおほしめすまゝにちいさきをすちや   にこもり給はん事叶ひ給はすと申事まし   まさんやたゝし此たとへを以ても有のまゝ   にはあらはしかたし其故はかゝみには其おも   かけのみうつるといへ共をすちやには御主の   御正体悉くちきにうつりまします者也 弟 此さからめんとを善き様にうけ奉る為に   何事をか仕るへきや 師 もるたる科をおかしたる者ならはなにたる   科なり共いまたそれをこんひさんに申さぬ 【左丁】   にをひては深きこうくはひを以てさんけする   事専也其外前のよのやはんよりのみ物く   ひ物をもちいすもしすこしなり共ゆみつ   をもちゆる事あらは其あしたにはうけ奉る   事叶はぬ也又此さからめんとを授り奉らん   時はをきあかりてより深きへりくたりを   以て此さからめんとにこもり給ふ御かたは誰   にてましますそと云事をしあんいたし是   は我等に対せられて様々のかしやくをうけさ   せられつゐに御にうめつなされたる御恩   の条々をかへり見奉る事肝要なり又うけ   奉りてよりは我かあにまに来り給ひし御