翻刻
【右丁】
恩を深くくはんねむして御れいを申上奉
へし
弟 第四ケ条目のさからめんとは何事そ
師 へにてんしやのさからめんと也是即はうち
すもをさつかりて以後あにまのやまひ
となる科をなをさるゝすひりつあるの
らうやく也
弟 へにてんしやはいくつにきはまるや
師 三にきはまる也一にはこんちりさんとて心中
のこうくはい也二にはこんひさんとてことは
にてさんけする事也三にはさしちはさんと
て所作をもて科をくりをすること也
【左丁】
弟 真実のこんちりさんをは何と様に□【持】へきそ
師 てうすに対し奉りておかしたる科を真
実にくい悲み時分をもてこんひさんを申
へし是より後はもるたる科をおかす事有
ましきとのつよきかくこをすへ□【過】し科
のつくのひを致すをもて真実に達する也
弟 こんひさんをは何と様に申へきそ
師 まつ初めて申こんひさんならははうちすも
の以後の科より其時まての事を申へし一
度申て以後のこんひさんならは前のこんひ
さんより又其時まておかしたる科の上を
しあんして一ものこさす申事肝要也此
【16行目の□は「Barb.or.153.pt.A」169コマ11行目を参考にした】
【20行目の□は「Barb.or.153.pt.A」170コマ2行目を参考にした】