翻刻
【右丁】
事の為に右の九ケ条目にあらはすへき事
をたもつへし
弟 さしちはさんとは何事そ
師 我等か科のつくのひを御主せすきりしと
へとゝのへ奉る事なり是即我等かこうくはひ
心中のいたみとはあてれより授け給ふ科
をくりをもてとゝのゆる者也
弟 第五のさからめんとは何事そ
師 ゑすてれまうんさんとてひすほより唱へ
給ふ貴きおれよをもてさつかり奉るさから
めんと也此さからめんとは死るにのそんてび
やうにんのみに授け給ふさからめんと也此さ
【左丁】
からめんとをもて御主せすきりしと御身の
からさを与へ給ひあにまにのこりたる科の
けかれをきよめたまひりんしうのなんきを
善き様にこらへんか為に御力をそへ給ふさ
からめんと也
弟 第六のさからめんとは何事そ
師 おるてんと云さからめんと也此さからめんと
をもてひすほよりさせるたうてとさからめん
とを授くる位に人を上給ふ者也此さからめん
とをさつかり奉る人々は其やくをよきやう
につとむる為に御主せすきりしとより
からさを与へ給ふさからめんと也