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【右丁】
申なり今又なを心のうたかひをはらし申
へき為一の事をたつね申へし右の分なるに
をひてはたとひ其おとこか又をんなか身持らん
きやうにして御おきてにも随はす別につま
を別にたいするか又さはなしと云へ共二人の内
何れにても生徳しねあしき者なるにをひて
は何とすへきやそれとてもりへつする事叶ふ
ましきや
師 是もとも肝要のふしん也如此なるにをひて
はゑけれしやの御さためのむねにまかせたか
ひに其中をさくる事も叶ふ也さりなからり
へつしてもよの人により合事は叶はす是も
【左丁】
道理によての事なり其を如何と云にか様のいた
つら成者は又別のつまを持と云共右にさた
せし所の深きそんしつをし出すへきによて
二度其わさはひなからんか為に別にふうふを
たいせさる様にとさためをき給ふ也
弟 是すくれたる理也今此儀を聴聞してすみや
かに心のやみをはらし申也たゝ今の御教への理
にもとつきてしあんをくはへてみるに真に
其りへつより出来所のそんしつははくたひにし
て御おきてに随ひ身をおさむるより求得る
大徳は中々あけてかそうへからす是を以て
一はんの☩おひりか□【さヵ】んのはなは□【たヵ】肝要な□【りヵ】
【25行目の「求」、27行目の□は「Barb.or.153.pt.A」181コマを参考にした】