翻刻
【右丁】
と云儀はよく分別しぬ今又其二はんのお□【ひヵ】
りかさんをしめし給へ
師 是別の儀にあらすふうふ其さたまりたるし
そんはんしやうの道をまちりまうによの
御おきてのむねにまかせたしかにまもるへし
おつとも女も我かつまにあらさる他にはた
へをふるゝ事是もともちうほん也
弟 三はんのおひりかさんは何れそや
師 まちりもうによのさからめんとを以ててうす
よりたかひにはなれさるはうはひとさため
給へはたかひに其□【かヵ】たらさる所に心をそへ
又其子にいるへきほとの事を我か子をそたつ
【左丁】
るにすこしもゆるかせに有へからすとの御お
きて是也
弟 此七のさからめんとすは後生をたすかる為に
授からすして叶ぬ事なりや
師 すゑの二ケ条はゑけれしやにをひてなくして
叶ぬ事なりと云へ共めん〳〵我か身の望みな
けはうけすして叶ぬ事にはあらす其故は誰
にてもあれおるてんをうけよ又はふうふをさ
ためよとのおひりかさんにあらすたゝ其身の
のそみにまかせらるゝ物也初め五はうけすして
叶はさるさからめんと也其故は其しせつにの
そんてうけ奉る事叶ひなからうけされは□【科ヵ】
【1行目の□は「Barb.or.153.pt.A」181コマ8行目を参考にし「ひ」と思われる】
【12行目□は「Barb.or.153.pt.A」182コマ4行目を参考にした】
【27行目□は「Barb.or.153.pt.A」183コマ5行目から「科」と思われる】