翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション2

浪華薬種問屋能書張交帖. 二 - 翻刻

浪華薬種問屋能書張交帖. 二 - ページ 19

ページ: 19

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【上段枠内】 御薬(おくすり)求肥糖(きうひたう) 《割書:一斤代六匁|半斤代三匁| 其外御望次第》 加賀御所落雁(かがごしよらくがん) 《割書:御進物みな〴〵|御望次第指上申候》 右両品(みぎりようしな)暑寒(しよかん)御見舞(おんみまひ)用(よう)下直(げちき)ニ調進(てうしん)可仕候      大阪太左衛門橋八幡筋北西角 本家調合所 芝翫堂 加賀屋橋之助【印】 売弘所   □□□□□□□□ ■【雁ヵ】金堂    口上 一例年正月二日ゟ十日迠為御年玉  聊成添物仕候銀壱匁ゟ弐匁迠扇子  壱本同弐匁壱分ゟ四匁迠扇子弐本  其外金百疋迠者銀高に応し扇子  臺附にても差上申候多少にかぎらす  御用被仰付被下度奉希上候以上  但し歳旦画讃之扇子差上申候   月日   芝翫堂 《割書:大人|小児》 安腹 《割書:料定一匁|此度施減》 《割書:大人五分|幼人三分》 小児虫一切 つんほ   疳かたかい ほうそう ろうかい  はれやまい かつけ   ひへいたみ せんき   すんはく  しよふかん むね痛 かん病   ちんは   中風    はら一切 親三次事かいや丁筋からし町に住居療治披露致候罷跡之私 先祖五十年亡父十三回忌為相営之百日之間減料  当時住所我聟  のうにん橋弐丁目  中島や五郎兵衛と申質店に隠宅仕候   九月十一日より 中村ふし江 【下段】 石(せき)淋《割書:覚ゆる也右小石のようふなるもの小便ニまぜり出るなり》 膿(のう)淋《割書:此(これ)は淋の常(つね)ニして小便まぜり或は小便の後うみ出る也| 又はいたみつよくして余瀝(よれき)膿(うみ)ばかりいづるなり》 血(けつ)淋《割書:此(これ)は小便より血(ち)したゝる也もつともいたむなり| 後(のち)にはとりもちよう成ルうみに血まぜり出る也》 労(らう)淋《割書:此(これ)は労より出る也 或(あるひ)は房隠(ぼういん)を過(すごし)或はいたくニ働(はたらき)などいたし又は| 心配(しんぱい)などいたして後出る也此は膿も少シなれども何となく労(つかれ)強(つよし)》 右五名内第一 病(いたみ)薄(うす)く膿汁(のうじう)少々出候を労淋と申至而(いたつて)根深(ねぶか)き病底(やまひ) にて是其人の地病なる也右は淋病の労淋(らうりん)と御心へ可被成候 故(かるがゆへ)此 深井薬御用被成候共 急(きう)には治しがたし右は兼而御断申上置候其外 病底(やまい)は男女共 痛(いたみ)つよく難儀(なんぎ)なされ候御方には軽(かる)きはニ三廻り 重(おも)きは五七廻り御用ひ被成候ニおゐては其 功験(こうげん)矢(や)のことし誠(まこと)に壱人にても 病底治せずといふ事無之 故(ゆへ)呉々(くれ〴〵)も御うたがひなく御用可被成候 一廻り代三百文  半廻り代百五拾文 本家調合所 《割書:長崎浦|五嶋町◇元(げん)》深井源右衛門 《割書:従長崎|諸国江》 売弘所 《割書:大坂瓦町二丁目|八百屋町筋》《割書:淀屋|深井》源兵衛 【刻印 長崎深井浦住人】 【錦花丹】 【次枠】 功能 一第一きつけ    一胸膈を快くし 一のほせを下け   一たんせき一切 一頭つうはのいたみ 一口中を清くし 一さんせんさんこ  一しやくのつかえ 一酒のゑひさまし  一食しやう霍乱 一一切のゑつき   一一切はらのいたみ 常に用ゆる時は気根をまし 心身すこやかならしむ此外諸病に 用ひて其功をしるべし  天神橋南詰 森川快活堂 やねかんばんにからすある所 ひへしつ一切       ひらの町松や町角 【烏絵】 ひへ薬所      かわ又 のぼせ引さけ 右かうのうはみな〳〵御存之通やわらかな 御薬ゆへ御こゝろみ可被下候うけ合(あひ)申候 なを又十七日は六十文にてさし上 申候ゆへ御ためし可被下候  御薬 代百廿四文 毎月十七日半直だん