翻刻!江戸の医療と養生

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居家養生記 - 翻刻

居家養生記 - ページ 12

ページ: 12

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【右丁】 を恣(ほしいまま)にすべからす皆よく つゝしみて情欲の為に天年 をちゞむることなかれ 節飲食【上三字▢囲み】食物(しよくもつ)は偏(へん)食なき をよしとすれども養生の 為には常に淡薄(たんはく)の物を おほく用ひて魚肉(ぎよにく)は少く用 べし魚肉も厚味なる物 は間(まゝ)用ひて精血(せいけつ)を養(やしな)ふへ し多く食(しよく)すべからず厚 味の魚肉 腸胃(てうゐ)に滞(とゞこほ)りやす 【左丁】 し常に多食(たしよく)するは養生の 為にはよろしからす ▲養生(ようじやう)に志(こゝろざ)す人は常(つね)に食 物の功能(こうのう)有毒(ゆうどく)無毒(むどく)等を 考(かんが)へ知(し)りて人々の稟受(ひんじゆ)の 虚実(きよじつ)によりて用捨(ようしや)すべき ものすべて常に用ひて 益(ゑき)あると害(かい)あるとよく撰(ゑら)ふ べし小児老人には尤心を 尽(つくす)す【衍】べし食物の為にや ぶられやすし壮盛(さうせい)の人も