翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション4

居家養生記 - 翻刻

居家養生記 - ページ 18

ページ: 18

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【右丁】 し万金にもかへざる身の 保 養(よう)をや ▲常(つね)の養生にも頻(しき[り])に病な くとも時々 灸火(きうくは)を以 陽(よう)気 を助くるに功(こう)おほしその故(ゆへ) は人の常に飲(いん)食するものは おほくは水を以て製造(せいぞう)し 煎 熟(じゆく)したるものなり是 をよく剋化(こくくは)しその気を周(しう) 身(しん)にはこび養(やしな)ふものは陽気 あればなり灸火を以て 【左丁】 陽(よう)気を助(たす)くれは気よくめくり て脾胃(ひゐ)に湿(しつ)を生ずるの患(うれ[へ]) なくおのづから病を生ぜす腎(じん) 陰(いん)も自然(しぜん)と長じ滋ふべし およそ人の病は腎水 枯渇(こかつ) するより発(おこ)るにあらざるの病 はおほくは気の養(やしない)度(ど)を得(ゑ) ざるより発(おこ)るの病なり陽 気内にめぐれはおのづから 外邪(ぐはいじや)のごときもよくふせぐ べしかくのごとくよく養生