翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション4

居家養生記 - 翻刻

居家養生記 - ページ 31

ページ: 31

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【右丁】 を用へし新造の味甘美 なるは気味(きみ)未熟(みじゆく)なるゆへに 湿熱(しつねつ)生じやすく痰飲(たんゐん)犯(おかし) やすし ▲人々 愛好(あいかう)の物ありその一種 二種を毎日久食すべからす 菜(さい)肉(にく)ともに偏食(へんしよく)なきをよ しとす ▲常に飲食(ゐんしよく)は過飽(くはほう)すべから す又一種を多食すべから す腹中 飢(うへ)ざるを 節(せつ)とす 【左丁】 べし○或人曰 常(つね)の食は八 分(ぶん) にすべししかるに一月に一両 度 麦飯(ばくはん)の類の軽(かろ)きものを 腹中こゝろよき時 好(この)むほど 食すべしかくのごとくすれ ば脾胃(ひゐ)すぼらずして食に 傷(やぶ)らるゝの患(うれへ)なし ▲冷汁(ひやしる)納豆(なつたう)汁の類は時宜(じぎ) によりたる興味(けうみ)なり常に 用(もちゆ)べからず一両月に一両度 は苦(くる[し])からじ食をすゝむるの