翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション4

居家養生記 - 翻刻

居家養生記 - ページ 33

ページ: 33

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【右丁】 て益(ゑき)なし却(かへつ)て害(かい)あり早 朝 起(おき)て先しばらく胸膈(けうかく)より 脇腹(わきはら)までなでおろし臥中(くはちう) の鬱気(うつき)を散(さん)じ或はつとむ べき事あらば手足(てあし)を少 働(はたらか)して後(のち)食すべしかく のごとくすれば食(しよく)すゝみ 腹中(ふくちう)にいりても運化(うんくは)よろ しすべて進(すゝま)ざるを強(しゐ)て食 するは益(ゑき)なし好(この)むとき食 すべし 【左丁】 ▲病人(びやうにん)にふたゝび飯(めし)を用るは 悪し米の精味(せいみ)をぬきす つるゆへに脾胃(ひゐ)の気(き)を助(たすく)る 功(こう)うすし煮二三年を経(へ)たる 性よき米を撰(ゑら)ひよく臼(うす)つ きて常(つね)のごとくやはらかに たきて用へし ▲病人 食(しよく)すゝまざるに麪類(めんるい) を好(この)むには大唐(たいたう)米を粉(こ)に し蕎麦切(そはきり)の法を以 調(とゝの)へ用(もちゆ)べ し味(あちはひ)蕎麦切(そばきり)に同じく病人