翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション4

居家養生記 - 翻刻

居家養生記 - ページ 34

ページ: 34

翻刻

【右丁】 に害(かい)なし ▲甚 飢渇(きかつ)すべからす脾胃(ひゐ) 虚(きよ)して気(き)とぼしくなる尤 寒暑(かんしよ)の月は飢渇(きかつ)なく保(ほ) 養(よう)度(ど)を得(ゑ)て脾胃(ひゐ)を助(たす)く べし寒暑(かんしよ)におかされず又 烈暑(れつしよ)の時に労役(らうゑき)し旅行(りよかう) に甚飢れは暑気にやふら れ中暑(ちうしよ)霍乱(くはくらん)の病を生す 又 厳寒(げんかん)の時に労役(らうゑき)し旅 行の人甚 飢(うゆ)れは寒気に 【左丁】 犯(おか)されあるひは傷寒(しやうかん)中暑(ちうしよ) の病を生す○虚弱(きよじやく)なる人 は寒暑(かんしよ)の月尤 保養(ほよう)すべ し夏月(かげつ)はわきて食物に傷(やぶら) れやすし性味(せいみ)を損(そこ)なへる物 生冷(せいれい)の物すべて脾胃(ひゐ)に害(かい) あるもの食べからす暑(しよ)に いたむべきの機(きざし)あらは預(あらかじ)め 生脈散(しやうみやくさん)等の薬を用ひて 暑(しよ)を防(ふせ)ぐも可(か)なり ▲大病後(たいびやうご)あるひは薬を用ひ