翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション4

居家養生記 - 翻刻

居家養生記 - ページ 35

ページ: 35

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【右丁】 て攻撃(こうげき)し気血(きけつ)虚(きよ)したる 人又病あれども薬を以て 攻撃しがたき人すべて気(き) 血虚したるには鶏卵(けいらん)うな ぎその余(よ)の魚鳥その症(しやう)に したがひ撰(ゑら)ひ用ひ灸治(きうぢ)をか ねて保養(ほよう)せしめ益(ゑき)ある者 おほし是(これ)も一旦(いつたん)にてはその 効(こう)すくなし日を積(つみ)月をつ らね或は症(しやう)により年を重(かさ)ねて かくのごとくする時はその効(こう) 【左丁】 大なり近世(きんせい)はかうやうの保養(ほよう) に心を用ひず薬剤(やくざい)のみを たのみて虚々(きよ〳〵)の失([し]つ)あるもの おほし食治(しよくぢ)は病人に効(こう)なし としあるひは病人に灸(きう)する は害(かい)あるものとのみ思へるは 誤(あやま)れりその品物(ひんぶつ)を撰(ゑらひ)用(もちひ)灸(きう) 治(ぢ)をかねて保養(ほよう)するときは 灸火の功(こう)を以 陽気(ようき)を助(たす) くるか故(ゆへ)に気(き)よくめぐりて食 物の運化(うんくは)よろしく腹中に滞