翻刻
【右丁】
に泥滞(しつたい)【ママ】すべからす
▲体力(たいりよく)を助(たす)け病を除(のぞか)んか為
に魚鳥を餌食(じしよく)するには
その食用(しよくよう)の間は他(た)の魚
鳥は除(のぞ)き朝夕(あさゆふ)の飣(てい)とす
べし大根(だいこん)午 房(ぼう)の類 軽(かろ)き
野菜(やさい)は少 加(くはへ)用ゆるは苦(くる)し
からず一種(いつしゆ)を久(ひさ)しく用ゆる
に飽(あく)心あらばやめて後又 用(もちゆ)
べし又 餌食(じしよく)の効(こう)をいそぎ
てみだりに多(おほ)く用(もちゆ)べからす
【左丁】
分量(ふんりやう)をなし徐々(じよ〳〵)に用ひて
効(こう)をまつべし○今の人
養生の為に餌食(くすりぐひ)するに獣
肉(にく)魚鳥(ぎよてう)を飽(あく)まで用(もち)ひ酒
を過飲(くはゐん)するはよろしからず
肉(にく)は食(しよく)【左ルビ:めし】の気(き)に勝(かた)しめざるを
よしとす肉(にく)を偏食(へんしよく)するのみ
にあらす酒を飽(あく)まで飲(のむ)は
養生とはならずして害(かい)を
まねくべし夜中(やちう)右のごと
くするはいよ〳〵悪(あし)し常(つね)の