翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション4

居家養生記 - 翻刻

居家養生記 - ページ 38

ページ: 38

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【右丁】 食物(しよくもつ)を夜更(やかう)に及びて腹中(ふくちう) に満(みつ)るほど用ゆるす【ママ】滞塞(たいそく) の患(うれへ)あり肉を飽(あく)まで偏食(へんしよく)す るは尤その害(かい)をおもふべし 脾胃(ひい)よはき人は泄瀉(せつしや)などする ものなり日(ひ)の中(うち)用ゆる■■し 朝夕の飣(てい)となして少づゝ用 ゆべし尤 脾胃(ひゐ)によはき人は灸(きう) 治をかねてよろし世の人薬 は好(この)めども灸治(きうぢ)をいとひ餌(じ) 食(しよく)は好(この)めども味(あぢはひ)におぼれて 【左丁】 過(くは)食の害(かい)をまねく皆 迷(まど)へり とすへし ▲養老【上記二文字▢囲み】老人は精気(せいき)おとろへ 陽気不足するゆへに腹中(ふくちう)気 充(みち)ずして常に飢(うへ)たるがご とく口中気味なくして食を むさぼる菜肉(さいにく)ともに調味(ちやうみ) を淡薄(たんはく)にして多(た)食に及(およぶ) べからす ▲養老(ようらう)の道(みち)は美食(びしよく)にあり しかれどもおほく用(もちゆ)べからす