翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション4

居家養生記 - 翻刻

居家養生記 - ページ 43

ページ: 43

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【右丁】 識(しき)なりと譏(そし)れる人おほし いまだ此物を用ひて審(つまびらか)にそ の効を試(こゝろみ)ずといへとも故(ふるき)を温(たづ) ね今の人 情(じやう)を察(さつ)して発明(はつめい) せられしを窃(ひそか)にとる所あるが 故にその大 意(ゐ)を記(しる)して世の 人の考覧(かうらん)に備(そな)ふその食用(しよくよう) の法を得(う)るときは尤当世の 人に益(ゑき)あらんものか 【左丁】   ○灸治 ▲人の生(せい)を保(たも)つは気血(きけつ)の二ツ あるを以てなりしかるに常(つね) の養生(ようじやう)には陽気(ようき)を助くる を先とすべし陽(よう)気不足 すれば血(ち)もしたがつて生 せす灸(きう)は陽気を助(たす)くるも のなり病なき人も時々灸 すべし常(つね)に怠(おこた)らざれは 気(き)よくめぐる故に食物(しよくもつ)の運(うん) 化(くは)よろしくよく穀肉(こくにく)の養(やしな)