翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション4

居家養生記 - 翻刻

居家養生記 - ページ 44

ページ: 44

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【右丁】 ひを得(ゑ)て血液(けつゑき)を生し身 潤(うるほ)ひて病自然と除(のぞ)くべ し世に灸火を用ゆるは人の 身を燥(かは)かすものゝやうに心得 乾(かはき)たる魚肉(ぎよにく)等を焙(あぶ)る類に 思へるは大なる誤(あやまり)なるへし 気血(きけつ)ともによく助(たす)くるもの なり天の陽光(ようくはう)地(ち)をてら すより地気(ぢき)升(のぼ)りて雲を起(おこ) し雨を降(ふら)して万物をよ く生長(せいちやう)せしむるかごとし 【左丁】 多(た)年に怠(おこた)らざるときは長命(ちやうめい) なるべし○天地 造化(ぞうくは)の道(みち) は陽(よう)あれは陰(いん)あり陰あれは 陽あり一動(いちどう)一静(いつせい)互(たがひ)にその根(ね) となりて万物(ばんぶつ)を生みし人 も夫婦(ふうふ)ありて子孫も生じ 人の一身(いつしん)も気血の二ツあり てよく生(せい)を保(たも)つ陰(いん)独(ひとり)り【衍】立ず 陽(よう)独(ひとり)立(たゝ)ず是(これ)必然(ひつぜん)の理なり しかも人の天より生(せい)を受る は天一の水に初る天一とは天