翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション4

居家養生記 - 翻刻

居家養生記 - ページ 45

ページ: 45

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【右丁】 の一気(いつき)なり此 真気(しんき)両腎(りやうじん)の 中(うち)に含蔵(がんぞう)【左ルビ:ふくみかくる】して生気(せいき)を保(たもつ) 陰中の一 陽(よう)生気の原(みなもと)なり 人生(じんせい)の陽ある陽の源(もなもと)は腎(じん) 陰(いん)にあり腎水(じんすい)苟(いやしく)も虧(かく)る ときは此 真(しん)気蔵(かく)るゝ所なし 腎(じん)は是(これ)人身(じんしん)の命根の有る 所なれは損(そこな)ふべきものには あらず腎虚する時は忽(たちまち)病 を生じ生命(せいめい)をほろぼすべ ししかれは天一の水に初る 【左丁】 先天(せんてん)の理(り)よりいへは陰を先 とすべきがことしといへども人(じん) 身(しん)すでに定(さだま)りて後の養生(ようじやう) には陽(よう)を助(たす)くるを先とすべし 易道(ゑきどう)にも陽(よう)を尊(たつと)び人の夫(ふう) 婦(ふ)あるも夫(おつと)を尊ぶかごとし是 も自然(しぜん)の理(り)なるべし人(ひと)皆(みな) よく此旨(このむね)に達(たつ)せば灸火(きうくは)を以(もつて) 陽(よう)を助(たす)くるに功(こう)あるを悟(さと)る へし。又古 聖賢(せいけん)の動静(とうじやう)よ ろしきにかなひて血脈(けつみやく)を養(やしな)