翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション4

居家養生記 - 翻刻

居家養生記 - ページ 49

ページ: 49

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【右丁】 がたし預(あらかじめ)此 患(うれへ)をおもひ若 病の機(きさし)あるときははやく 治(ぢ)すべし怠(おこたる)べからす已(すて)に 病(やめ)る人は尤 多年(たねん)に灸治(きうぢ)す べし此 症(しやう)は薬剤(やくざい)にては病(ひやう) 勢(せい)漸(やうや)く退(しりぞ)くともやがて又 発(おこ)るべし針治(しんぢ)も同じ針(しん) 治(ぢ)も多年 怠(おこた)らざれは効(こう) ありといふ人のあれと灸火(きうくは) を以人の生(せい)を保(たも)つ源(みなもと)なる 陽気(ようき)を助(たす)けて病おのつ 【左丁】 から退(のぞ)くの効(こう)には及ぶべからず 但 針灸(しんきう)薬(やく)おの〳〵その時を 考(かんが)へ用るの功(こう)を失(うしな)ふべから ずといへども症(しやう)は尤 灸治(きうぢ)に 効(しるし)おほきのみ ▲病人に灸するに熱痛(ねつつう)にた へさるを思はゝ初(はじめ)には灸炷(きうちう)【ママ】も 小(ちいさ)くして壮数(さうすう)も病人の気(き) 力(りよく)にしたがひ五壮 十壮 廿壮 ほどつゝ一穴(いつけつ)に灸すべし同 じ穴をかくのごとく日を連(つら)ね