翻刻
【右丁】
あるひは日を隔(へだ)【注】て度数(どすう)を
かさね壮数(さうすう)をつむべし気(き)
力(りよく)も付たる時は壮数(さうすう)も増(まし)て
寛々(ゆる〳〵)とその功(こう)をつみて病
のいゆるをまつべし強(しひ)てそ
の効(こう)をいそぐべからず諺(ことはさ)に
急(いそ)がばまはれといへるごとく
すべし又 怠(おこた)るべからす怠り
ては功なし○すべて常(つね)に
灸するにも一 度(ど)に壮数(さうすう)多く
するを好(この)むべからす気力
【左丁】
にしたがひ退屈(たいくつ)なきほどに
日をかさねて壮数をつむべ
し是(これ)も三四十 壮(さう)六七十壮或は
百壮にても其人の気力に順(したか)ひ
日をかさね壮数を積(つみ)一穴(いつけつ)には
二百壮あるひは五百壮にもい
たるべしたとへば十穴も十五
六穴も灸(きう)せんと思はゝ二 度(ど)
か三度に右のごとく穴処(けつしよ)は
少(すくな)く壮数を右のことくつみて
又五六日をも経(へ)て他(た)の穴(けつ)を
【注 濁点の位置、誤。】