翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション4

居家養生記 - 翻刻

居家養生記 - ページ 5

ページ: 5

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【右頁】 /故(ゆへ)なりよく/養生(ようじやう)を/尽(つく)して /短命(たんめい)ならざらん事を/思(おも)はゞ /欲(よく)を/寡(すくなふ)して/閑思雑慮(かんしざつりよ)なく /胸中洒洛(けうちうさらく)といさぎよくし /男女(なんによ)の欲をうすくし/飲食(いんしよく) を/節(せつ)にし/動作(どうさ)よろしきに かなふべし人の此/身(み)あるは 天の/賜(たまもの)父母の/遺体(ゆいたい)にして/子(し) /孫(そん)にその/蹟(あと)を/残(のこ)すもの也 /自(みつから)みだりにしてそこなふべき ものにはあらす人/畧(ほゞ)これを 【左頁】 しれるも一時の/欲(よく)にひかれ て天/年(ねん)を/失(うしな)ふはおろかなら ずや/誰(たれ)かは/寿命(じゆめう)をねがは ざらん/長生(ちゃうせい)をねがへるの心 にしてその道に/戻(もと)れるは /迷(まど)へるの甚なり思ふへきに こそ ▲すべて人は/天命(てんめい)ある事を /知(しる)へし/夭寿貧福(ようじゆひんふく)みな天 命の/定(さだま)れる分あり/貧賤(ひんせん) /富貴(ふうき)ともにその/命分(めいぶん)に/安(やすん)