翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション4

居家養生記 - 翻刻

居家養生記 - ページ 55

ページ: 55

翻刻

【右丁】 には火気(くはき)いたり足(た)れるを度(と) とすべし頭巓(づれい)【ママ】と四肢(しし)とは 肉(にく)薄(うす)し火気 経脈(けいみやく)に通(つう)じ やすし腹背(はらせ)と同じからず又 頭(づ)と手足(てあし)と同時(どうじ)に灸すべ からず血気(けつき)さかひみだりてか へつて気血(きけつ)の流行(りうかう)を失(うし)[な]ふ 是も類経に出たり ▲およそ治病の要穴(ようけつ)は膏肓(かう〳〵)。 四花(しくは)。患門(くわんもん)。肺兪(はいのゆ)。膈兪(かくゆ)。身柱(しんちう)。 風門(ふうもん)。脾(ひの)兪。腎(じんの)兪。命門(めいもん)兪 【左丁】 肝兪(かんのゆ) 大腸(たいてう)兪 小腸(しやうてう)兪 上脘(しやうかん) 中脘(ちうくわん) 天枢(てんすう) 足三里(あしのさんり) 章門(しやうもん) 京門(けいもん) 等の数穴(すけつ)にすぎす その外の穴は余騎により て用ゆべし しゐて求(もと)む べからす ▲およそ微数(ひさく)【ママ】の脈(みやく)又は新(あたら)に 汗(あせ)を得たる後灸すべからず ▲艾葉五月にとりて日に乾(かはか) し陳久(ちんきう)【左ルビ:ふるくひさし】のものを用ゆべし 塵(ちり)をゑりすて臼(うす)に入(いれ)木杵(ききね)