翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション4

居家養生記 - 翻刻

居家養生記 - ページ 60

ページ: 60

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【右丁】 湊(あつま)る所(ところ)其(その)気(き)必(かならす)虚(きよ)すると いふ是(これ)なり病 始(はしめ)て発(おこ)らは 急(きう)に治(ぢ)をなすへし世人初 に怠(おこた)り甚にいたりて治(ぢ)を求(もと) むるゆへに効(こう)なし効なき を患(うれ)へて数医(すい)をかへ 名手(めいしゆ)膺工(ようこう)を撰(ゑら)ばすして 薬をきそひすゝむるゆへに 薬の攻補(かうほ)によつてかへつ て病勢(ひやうせい)をましつゐに生命(せいめい) を亡(ほろぼ)すにいたる病 家(か)早治(さうぢ) 【左丁】 を貴(たつとぶ)といへども医を撰ば ざれはかへつて死(し)を促(うながす) なり ▲医(い)たる人 病症(びやうしやう)を考(かんが)へ薬(やく) 方(ほう)を施(ほどこ)すといへども煎法(せんはう) より服用(ふくよう)の法にいたるまで 詳(つまびらか)に病家(びやうか)に教ゆべし尤 針治(しんぢ)すべき灸治(きうぢ)すべき 湯治(たうぢ)すへき或は食治(しよくぢ)に 効(こう)ある事皆 明(あきら)かにして施 すべし病家にも医に