翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション4

居家養生記 - 翻刻

居家養生記 - ページ 68

ページ: 68

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【右丁】 に明(あきらか)ならずして害(かい)をいたす ものおほし謹(つゝし)むべし ▲傷寒(しやうかん)痢疾(りしつ)傷食(しやうしよく)のごとき は急病(きうびやう)なりこれらは頻(しきり)に 医(い)を撰(ゑら)びかゆるも可(か)なり 一切 虚損(きよそん)の症(しやう)は薬によりて 効(こう)を見る事 速(すみやか)ならずその 中(うち)を考(かんが)へ医(い)をかゆべし食 治灸治をかねて徐々(じよ〳〵)に効(かう)を 見るべし ▲久病の後は飲食(ゐんしよく)を節(せつ)に 【左丁】 して房室(ほうしつ)をいましめ保養(ほよう) すべし殊に腫脹(しゆちやう)を病(やみ)たる 後此 禁(きん)をまもるべし犯(おか)せ ばふたゝひ発(おこ)りて救(すく)はれす《割書:医宗|粋言》 ▲痢(り)をやむ人物に傷(やぶ)られた る人 遠(とを)きにおくる時はいか にも静(しづか)にかき乗(の)せておくる べし乗物(のりもの)車(くるま)などに乗せ て動(うご)く事みだりなれは痢(り) 疾(しつ)は下隧(げたい)【ママ】の病なれはいよ 〳〵下隧をそへて危(あやうき)にいたる