翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション4

居家養生記 - 翻刻

居家養生記 - ページ 7

ページ: 7

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【右頁】 生の道にもそむきて/夭(いのちみじか)かる べし/貧賤(ひんせん)なりともわか/業(ぎやう)【かすれていて難読。「げふ」が正しい仮名遣いだが、一文字目が「ぎ」のように見える】 をよくつとむる時は天より/飢(うへ) しめ給ふものにはあらず/富(ふう) /貴(き)貧賤ともに天命の/限(かぎり) 此世に/住(すみ)はつるまでの事に して富貴もうらやむべき ものにはあらす貧賤なり とていとふべきものにはあら ず富貴貧賤にかゝはらす天命 を/楽(たの)しむときは/楽(たのしみ)おほく/寿(いのちなが)か 【左頁】 るべし富貴貧賤にかゝはるは /智者(ちしや)の心にあらずといへり古歌に 〽数ならぬ/身(み)を/何(なに)ゆへになげきけん とてもかくても/過(すご)しける世を 【新古今和歌集巻十八の1834番かと思われるが、そこでは「うらみけん」である】 〽心ある人のみ秋の月を見ば うき身は何を思ひ出にせん 【新古今和歌集巻十六の1541番かと思われるが、そこでは「何をうき身の」の語順になっている】 養気【「養気」は四角で囲まれている】人すでに/肉親(にくしん)あれば /飲食(ゐんしよく)【他のページでは正しく「いんしよく」の振り仮名がついているが、ここでは「ゐんしよく」となっている】を以この/身(み)を/養(やしな)ふ/然(しか) れども養生の道は/気(き)を /養(やしな)ふの第一とすべしよく /飲食(ゐんしよく)を/節(せつ)にするといへども