翻刻!江戸の医療と養生

コレクション: コレクション4

居家養生記 - 翻刻

居家養生記 - ページ 76

ページ: 76

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【右丁】 として治 療(りやう)をなすは尤 危(あやう) し少しく見 識(しき)あるも専(もつはら) 東垣(とうゑん)により。或は薛己(せつき)張介賓(ちやうかいひん) が説(せつ)にしたがひ或は劉河㵎(りうかかん) 丹渓(たんけい)が説を荷担(かたん)し或は是 を偏僻(へんへき)なりとするものは 薛己 張介賓が説に従(したが)ふべ きはしたがひ河㵎 丹渓が説に 従ひてよろしきは従ふべし といふはいへともその説□に 猛浪(もうらう)【注】としてその宜(よろしき)に従ふ 【左丁】 発明もなく却(かへつ)てあやまり おほし或は向上(こうじやう)の論(ろん)のみを 好(この)みて治法(ぢほう)のくはしきを求(もと)めす 或は方剤(ほうざい)を集(あつむ)るを好みて 理(り)を求るにうとく或は古人(こじん)の 深(しん)意をも悟(さと)らずして妄(みたり)に 古方を増減(そうげん)し或は少しく 見識(けんしき)あるも温薬(うんやく)つかひ人 参つかひなとゝ偏僻(へんへき)の名 をまぬかれすそれか手僻(てくせ)【ママ】 となり瀉下(しやげ)して治(ぢ)すべき 【注 「氵+孟」は誤ヵ。】